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母体に負担をかける妊娠中の必要以上の体重の増えすぎは、妊娠中毒症を誘発する場合があります。摂取エネルギーをコントロールし、太りすぎないようにしましょう。ただし、栄養バランスのとれた食事をとるように心がけましょう。肥満は、お腹の赤ちゃんにも悪影響を与えますし出産には大敵です。特に甘いもの、油っこいものの摂り過ぎは、体の脂肪を増やして、妊娠中毒症の原因となります。重症化すると母子の生命にかかわることもあり、産道が狭まって赤ちゃんが通りづらくなり難産になってしまいます。妊娠中の肥満以外の注意点はとりたい栄養素がたくさんあり、それらを過不足なくとるためには、1つの食材に偏らず、いろいろな食材を食べることが大切です。主食(ご飯・パン・めん類)+主菜(魚・肉・卵・大豆製品などのおかず)+副菜(野菜・きのこ・海藻類のおかず)を組み合わせることが、食事の基本となります。体重が増えるとつい食事をぬいて調節しようと考える方が多いですが、それはかえって逆効果です。朝・昼・夕食の基本の3食を規則正しく食べるようにしましょう。妊娠中の注意して取りたい栄養は、●タンパク質:妊婦には 1 日およそ 65 g のタンパク質が必要です。肉、魚、大豆、豆腐、卵、チーズには、タンパク質が豊富に含まれています。●鉄分:1 日に 20 mg の鉄分が必要です。魚、鶏肉、緑葉野菜、卵、レバー、赤身の肉、貝類、ひじきなどの海藻類からも摂れます。●カルシウム:妊娠中は赤ちゃんの骨や歯の形成を助けるため、カルシウムが必要です。妊娠中のカルシウム必要量は、1 日 900 mg です。カルシウムは牛乳、緑葉野菜、豆腐、納豆、ひじき、貝、ヨーグルト、チーズなどから摂取します。過食や栄養面に気を配ることは大切ですが、妊娠中でも食事の基本は食べ方や食事環境についても十分に考慮して「楽しく食べること」です。家族の方と会話をしながら一緒に食事をするだけでも気分が和むものです。普段から少食や過食、冷凍食品やインスタント食品、調理済み食品の頻繁な使用を避け、手作り料理を心掛けて家族の方と美味しく楽しい食卓を囲み、毎日規則正しいリズムで過し出産に備えましょう。お母さんの食習慣は、やがて生まれてくる赤ちゃんの食習慣に大きく影響するものです。
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